さらに漂うものたち

ゆらゆらしているわたしのつぶやき

青信号でも来る時は来る

「就職できたらどんなに楽か」

 

なんてしばしば思うようになったようだ。勤め人は楽だとかそんなこと言いたいのではない。毎月一定の収入がある生活を得たい。

 

ひとりで仕事しているのはきつい。何もかも決めていかなければいけないから。収入も気持ちも安定しない中で生活も回していかなければいけない。ほんの少しは仕事できてるらしい自分を褒めてやろうかどうしようか。納期を守れなかったりそもそも設定していなかったりであんまり褒められたものではないけど、それでもよくやっていると思う。

 

しかしできることなら非常勤でもいいからどこかに勤めたいという思いもずっとある。それが大学時代、もとい高校時代からバイトに応募するのも怖くてできずに今に至るのだ。

 

大学卒業後もいろいろ誘っていただいたが殆ど応えることができなかった。春が近づくと、あの頃の不安や焦りが再燃してくる。まあでも今は一応、りあんの居場所スタッフとしては勤めている。

 

ところで、りあんにいるとたまに電話が来るのだけれど、あれだけ苦手意識を持っていた電話をスっと取れてしまってびっくりした。「はい、りあんです」とか言っちゃってね。ひゃあ不思議。ちょっとは成長してんじゃないの。発達してるのか。りあんに馴染みがあるというのもあるのかもしれない。たぶん漂着の電話も取れる気がする。

 

こんなエピソードがあると、以前漂流の山田さんに言われた「正統的周辺参加」というのを思い出す。門前の小僧習わぬ経を読むというやつだ。思えば漂着にいる時にスタッフが受電しているのを見ていて「あ、こんな感じでいいんだな」と気付かぬ間に学んでいたのかもしれない。

 

つらいつらいと言いながらも、だらだらこんな感じでやっていくんだろうな。つらいと言えるからまだやっていられているのかもしれないな。

 

ありがたいことに、数ヶ月に1度くらいの頻度で知人から何らかの仕事をもらっている。文字起こしやなにやら。昨日今日も某研修で配信用のカメラ操作とスライド操作のバイトをしていた。うだうだ言いつつ少しは働けている。

 

できること増えたらいいんだよな。WEBデザインとか画像・動画編集とか。会計の手伝いとかもできないかな。一応簿記2級を持っている。全経だけど。

 

「ちゃんとやらなきゃ…明日こそ」を毎日続けていて、しょうがない奴だと自ら思っているが、たまにちゃんとやるので諦めもつかない。