さらに漂うものたち

ゆらゆらしているわたしのつぶやき

水出し緑茶

23時

こんな時間に電子レンジを回せば隣人には迷惑かしら

この前 緑茶のティーパックを買った

夜に作業することが多く 温かいものを飲みたくなる

コーヒーを飲むと一丁前に眠れなくなってしまうので

緑茶を買ったんだった

以前からなんとなく水出しに憧れていた

本当はコーヒーでやりたかったんだけれど
道具を買うのが面倒だった

今も面倒だし しばらくは面倒だ

適当な容器に緑茶のパックと水を入れて冷蔵庫に一晩

しかしこういう時に私は大体一晩では済まず
24時間くらいは置いてしまう

こだわりがあるわけではない
興味が維持されないといったあたり

それで今日取り出してみると色が薄い
緑茶に対して水が多すぎたんだ

パック1つなのだから湯呑1杯分

そんなことはちょっと考えればわかるものなのに
湯呑2杯分は入る容器で作ったので
2杯分くらいの水をいれてしまったんだ

素直な人だね

祖父の家でよく飲んでいた煎茶が濃かったから
比べて薄く見えただけかもしれない

飲んでみるとひどく薄いわけでもなかった

水出しを作った時には冷たいのを飲みたかった
けれどすでに温かいのを飲みたくなっていた

それなら湯を沸かして淹れたらいいじゃないか
という話なのだけれど

水出しを温めたらなんかおいしそうじゃないか
とも思った そんな料理なかったっけ

冷たい緑茶をマグに入れ レンジにかける

電子レンジは温めたものを出さずにいると
ピーピー鳴いて人間をたきつけようとする

けれどあれは急かされるようで好かないので
音は出ないよう設定してある

今回もこれを書きだしたものだから
湯冷ましになった

あたためを押しても茶はあたたまるが
牛乳・酒というボタンがある

これは「牛乳や酒がなんかわかんないけどちょうどいい温度になるボタン」
と古来より私によって信じられてきたが

今年の正月になって「突沸を防ぐボタン」らしいと知った

それで押すボタンは変わらないのだけれど

ちょっと違うボタンに見えてくる